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健康保険の労災への切り替え方

 

原則、労災保険に加入している方は、業務や通勤により発生した傷病について、労災保険を使用することになり、健康保険は使えません。しかし、労災かどうか分からず、とりあえず健康保険で支払ってしまったという人も多いと思います。その後、労災と分かった場合どうすれば良いでしょうか?

 

労災保険への切り替え手順

1.病院に労災に切り替えられるか確認

病院には健康保険から労災に切り替えられる病院と切り替えられない病院とがあるので、まずは確認しましょう。

2.労災に切り替えられる場合

病院の窓口で、自分が払った分が戻ってきます。そして、その後、労災保険の手続きをして下さい。

3.労災に切り替えられない場合(一例)


労災の切り替えには決まった方法はないのですが、一例を挙げておきます。

  1. 一旦、全額自己負担し、労災保険の手続きをします。
  2. 加入している健保組合等へ労働災害である旨を伝えて下さい
  3. 健保組合等から医療費返納の通知と納付書が送られてきますので、それに従って返納金を納めて下さい。
  4. 返納金の領収書と自己負担で払った領収書、※レセプトの写し、を添えて、労働基準監督署で手続きを行って下さい。労災と認められれば、一旦、支払った自己負担額が戻ってきます。

※レセプトの写しは健保組合等から送られてくるのに2~3か月かかる場合もあります。必要かどうかは、労働基準監督署で確認してください。


追記:2017年2月7日 NEW!

今年から新しい労災保険の切替えシステムが追加されました。基本的には変わりませんが、全額自己負担なしでの良いシステムなので、こちらも併せてお読みください。

4.注意点

  • 自分では労災と気づかず、健保組合等から返納通知が来たという事例もあるようです。労働災害の場合には、ご注意ください。
  • 健康保険から労災保険に切り替える手続きは時間がかかることもありますので、過去の労災保険の部分が切り替えられなくても、今後の分だけでも労災保険に切り替えることをお勧めします。
  • 薬局の部分も労災保険の対象になりますので、忘れずに切り替えて下さい。

  • 受診した病院が労災保険対象の病院でない場合、診断書、請求書等に手数料がかかる場合がございますので、ご注意ください。

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